第3回日本フットケア・足病医学会関東甲信越地方会にて代表口演、企業展示参加
2024年4月28日、第3回 日本フットケア・足病医学会 関東・甲信越地方会がさいたま市のソニックシティで開催され、東京フットケア協会も企業展示ブースで出展させていただきました。
協会で行っているフットケア講座のご案内をブースを訪れた方々へご案内をいたしましたが、その際に多くの方が興味を持たれたのが、『オトーゼ講座』でした。爪切りや角質ケアをしても原因が取り除かれなければまた元の状態になります。オトーゼは、爪は角質トラブルの予防にもなり、また外反母趾やハンマートウといった足趾変形の痛みの緩和や歩行をしやすくするなどの効果があります。対症療法ではなく、根本的な改善にも役立つ『オトーゼ』は皆様の関心を引くようでした。
また代表理事の山本孝志は一般演題で「高齢者向け訪問爪切りサービスの現状と今後の課題」というテーマで発表を行いました。協会にも、訪問で爪切りをしてほしいと依頼が来ることがあり、2015年から現在に至るまでの利用状況や今後、このような訪問サービスを世に広めていくために何が必要かといった考察を述べさせていただきました。
さらに、29日には前日と同じソニックシティで市民公開イベント「いつまでもスタスタ歩ける足づくり」が開催され、多くの方にご来場いただきました。足の番人と足育研究会とのコラボイベントで、代表の山本孝志もフットケアブースで施術を担当させていただきました。
ブースやイベントにお越しいただいた多くの方々に感謝いたします。
第17回日本フットケア学会 学術集会口演のご報告
2019年2月9日(土)、10日(日)の2日間に渡り、名古屋国際会議場で「第17回日本フットケア学会年次学術集会」が開催されました。
当協会代表理事の山本孝志も6年続けて一般演題の部で口演をさせて頂きました。今回の発表には、下北沢病院の菊池守先生、東京医科歯科大学病院の高山かおる先生に共同演者をお願いし「フットケアサロンでの定期的なケアにより変形爪が改善した症例 ー医療とサロンの連携のなかでー」という演題での講演をさせて頂きました。実際に病院からの紹介でいらしたお客様の変形爪がネイルケアの技術でどのように改善していくのか、また変形を起こしてしまうメカニズムの自論を発表させて頂きましたが、また今後も様々な症例を見ていくことで新たな発見やより効果的なケア方法が出てくると思います。他の演者の方々発表も興味深いものがたくさんあり、大変勉強になった学会でした。
第16回日本フットケア学会 学術集会口演のご報告
2018年2月9日、10日、11日の3日間に渡り、福岡で開催された「第16回日本フットケア学会 学術集会」に今年も参加指せて頂き、代表理事山本孝志が口演を行ってきました。
今回の演題テーマは、「異なる3タイプのマシンを使ったフットケアの比較検討~肥厚角質、肥厚爪ケア時の作業効率、衛生面、仕上がりについての考察~」。
ケアマシンといっても、大きく分けて3つのタイプがあります。1つ目は、単純に高速回転させて削るもの。2つ目はバキューム機能が付いているもの。3つ目は、水スプレー機能が付いたものです。
これらのマシンのそれぞれの特徴、利便性、ケア時の効率、仕上がり状態などを比較したうえで、今後マシン導入を検討されている皆様への参考になるようにご提案させて頂きました。
昨年参加した際にも感じたことですが、今年はさらに「爪切り、爪のケア」というテーマのシンポジウムや口演が多くなってきているように思いました。
当協会でご指導させて頂いている、爪切りの基礎やトラブル爪ケアの技術を、より多くの方に身に付けて頂きたいと強く思った今回の学会でした。
第15回日本フットケア学会 学術集会口演のご報告
2017年3月24日、25日、岡山で開催された「第15回日本フットケア学会 学術集会」にて、代表理事山本孝志が口演を行ってきました。
4回目の参加となる今回は、「肥厚爪ケアを効率的に行うー手作業ケアとマシンケアとの比較ー」というテーマで、実際にケアを行っている動画も交えながら、短時間で効率的に肥厚爪のケアを行うには、マシンを活用することが重要であることをお話しさせて頂きました。
同じ講演会場では、他にも爪のケアに関するいろいろな取り組みの研究発表があり、多くの方が爪ケアに関心を持っていることが分かりました。
今後はより一層、医療現場での爪切りも普及しやすくなるような、技術のご提案が出来ればと考えております。
第14回日本フットケア学会 学術集会口演のご報告
2016年2月6日、7日の2日間、神戸で開催された「第14回日本フットケア学会 年次学術集会」にて、「爪切り講座を受講したコメディカルスタッフの高齢者に対する爪切りの取り組み」という演題で、代表理事の山本孝志が口演を行ってきました。
協会の講座には、基本的な爪切りの仕方や、肥厚や変形を起こしたトラブル爪のケア方法を知りたいということで、看護師さんや介護士さんがたくさん受講しに来て下さっています。
しかしその後、授業で習得した技術が十分であったのか、また現場でその技術を活かすことができているのか、など気になっていたことを受講者さんを対象にアンケートを行ない、その結果と今後の課題についてのご報告をさせてもらいました。
会場には、大勢の方が集まって下さり、爪のケアに対する関心の高さを改めて感じました。
第13回日本フットケア学会 学術集会ポスター口演のご報告
2月14日(土)、15日(日)に東京で行われた、「第13回日本フットケア学会年次学術集会」にて、「ひび割れた踵の保湿効果を高める、肥厚角質ケアの提言」という演題で、代表理事山本孝志がポスター口演をさせていただきました。
発表時間には、多くの方が会場に集まって下さり、発表内容を熱心に聞き入って下さっていました。
発表後には、ご自身の踵も乾燥してひび割れを起こしてしまっているという方から、ケア方法についてご質問もあり、全体として、病気やトラブルを起こす前の予防フットケアに興味をもっている方が増えてきているように感じました。
今後も、さらにフットケアに関心を持って下さる方が増えることを期待しています。
第12回日本フットケア学会年次学術集会口演のご報告
3月7日(金)、8日(土)に奈良で行われた、「第12回日本フットケア学会年次学術集会」にて、
「足裏の乾燥から起こる感染症を予防する、水スプレー式マシンを用いた効率的なフットケア」という演題で、代表理事山本孝志が口演をさせていただきました。
会場には、多くの方が集まって下さり短い時間でしたが、楽しく口演させていただきました。
口演後には、看護師さんがマシンを用いたケアの方法について質問をしに来られたりする場面もあり、フットケアの手技についての関心が非常に高いと感じました。
自分たちの口演後は、他の方々の口演を聞かせていただきました。そこで感じたのは、看護師の皆さんにとって、フットケアの中でも特に爪のケアが大切であり、巻き爪や肥厚爪、変形爪などをどうやって切ればいいのか、どこまで切っていいのかということを知りたいと思っている方が多いということです。
今後も、医療や介護の現場ではフットケアの必要性が益々高ってくることと思います。
看護師さんをはじめ、医療に携わる方々が安全に正しくケアが行えるように、東京フットケア協会がお役にたてるよう頑張って行きたいと思います。