魚の目は、古く硬くなった角質が皮膚の内側にめり込んでしまったもので、歩行や圧迫により痛みを伴うものもあります。
お1人目のモデルさんは、両足の第2趾下に魚の目ができています。右足は、軽く触れるだけでもかなりの痛みがあるようでした。このような場合は、魚の目をとる際も痛みが生じやすいため、慎重にケアしていく必要があります。
2~3回に分けて少しづつ皮膚をめくるようにして、硬くなった角質を取り除いていきました。左足は、魚の目があったところに皮膚の赤みが出てきたので、綺麗に取ることができましたが、右足はまだ茶色味が濃く、取り切れていません。。。しかし、これ以上ケアを進めると、皮膚が薄くなり過ぎてヒリヒリしてしまうため、今回はここでストップです。ケア前に比べると痛みは軽減されているとのことでした。
約1週間程度経過すると、凹んでいる皮膚が前に出てくるため、再度ケアを行うことが可能になります。
お2人目のモデルさんも、かなり深い魚の目をお持ちでした。こちらの方も、ラインスティックやマシンを使用し魚の目を取り除いていきましたが、かなりの深さまで取ってもまだ赤みは出てきませんでした。まだ硬い角質は残っていますが、痛みはなくなったとのことでした。
どこまで角質を削って良いものか、どこまで魚の目を取るべきか、は色味で判断していきます。しかし、今回の2ケースは、まだ取り除ける角質があってもケアをストップして、また期間を空けて魚の目の芯を取り除く必要があるものでした。
魚の目のケアは「角質ケア講座」で学ぶことができます。