現在、巻き爪を補正するための専用器具は非常に多くの種類があります。東京フットケア協会でも、形状記憶ワイヤーやオニクリップといった巻き爪補正器具を用いた巻き爪補正の方法をご指導していますが、巻き爪の状態によっては、補正器具が強すぎる場合や装着が困難な場合もあります。また、補正器具の爪方を間違えてしまうと、器具で皮膚を傷つけてしまったり、靴下などに引っかかりストレスを感じてしまうこともあります。
そこで、今回は巻き爪補正に器具を使わず、アクリルで爪の形状を整える方法で補正を行ってみました。
こちらの巻き爪モデルさんは比較的爪に柔軟性があったため、一度のケアでかなり巻き爪の状態が改善されました。アクリルを乗せた分だけ爪に厚みは出ますが、見た目は何も付けていないように見えます。器具が引っかかることもないため、日々の生活もストレスなく過ごしていただけます。ご高齢者やで皮膚を傷つけてしまうと心配な場合や、爪が薄すぎてすぐに巻いてしまうような場合にはお勧めの方法ですよ。
アクリル補正は「人工爪修復ケア講座」で学べます