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2024年8月4日 第38回フットケアスキルアップセミナーが開催されました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 8月4日に開催された、「第38回フットケアスキルアップセミナー」では、TOWN訪問診療所 理事長の木下幹雄先生を特別講師にお迎えし、『ここまでできる!訪問診療での足病治療』という演題で特別講演をしていただきました。足にトラブルがあると通院することが困難なケースも多いため、訪問という形で診察・治療を行っておられる木下先生が、実際の訪問の様子を紹介。訪問時にウエアラブルカメラを装着した木下先生の目線で撮影された動画で、治療の様子や患者さん・ご家族とのやり取りを届けてくださりました。症例は、爪白癬の処置や装具制作の様子、そして高齢者に多い鬱血性潰瘍の処置など様々。小さな傷から感染症を起こし趾の切断を余儀なくされるケースや、外科的手術を行うことでの合併症のリスクなどから、日々の観察やケア、ご家族も含めた多職種連携の重要性を伝えてくださいました。

ランチョンセミナーでは、当協会主任講師の秋本幸恵が、『高齢者フットケアをスムーズに行うためのポイントを伝授!』という演題でお話させていただきました。長時間のケアが難しいご高齢者には、いかに効率よくケアを行うかがポイントです。高齢者のフットケアがスムーズにいかない原因を考え、自身の経験をもとに、観察する視点や使用する道具について症例を用いて伝えており、明日からでも実践に活かせる内容になっていたかと思います。
また、当協会代表理事山本孝志は、今回も参加者の方の中から巻き爪・胼胝・鶏眼がある方にモデルになっていただきデモンストレーションを行いました。前回のセミナー開催時にモデルになってくださった方もいらっしゃり、巻き爪ケアの経過も確認することができました。
講演では、『症例をもとに最適な巻き爪ケアを考える』という演題で様々な巻き爪ケアの方法について解説。巻き爪補正だけでは限界があることも正直に伝えており、医療連携を取りながらその方にとっての最適なケアを考えていく必要性を感じました。
今回のセミナーは、在宅という環境でもできることがたくさんあることを知ることができた1日になったと思います。
病院・施設・在宅・サロン、それぞれの環境でフットケアの視点が広がっていくことで、ひとりでも多くの方が健やかでいられるよう、当協会もより一層励んでまいります。
次回のフットケアスキルアップセミナーは12月15日開催予定です。皆様のご参加をお待ちしております!